ピラティスの本質を見つめ直す時間― 2025年9月・大阪ワークショップレポート
2025年9月、大阪・Freed Body Studio にて、
クラシカルピラティスのワークショップが開催されました。
テーマは——
交流・ティーチング、そして「クラシカルピラティスの本質」を感じる時間。
参加者は、指導歴1年ほどの方から、数年の経験を重ねた方までさまざま。
互いの経験を分かち合いながら、和やかでありながらも一人ひとりが真剣に向き合う。
その時間は、静かに熱を帯びた、濃密なひとときとなりました。
朝のスタジオには、ほどよい緊張と期待が混ざっていました。
集まったのは、日ごろからピラティスを指導しているインストラクターたち。
それぞれが、自分の教え方や動きを見直す気持ちで臨んでいました。

ファシリテーターを務めたのは、クラシカルピラティス マスターティーチャーの
キョンヘ・シンクレア(KyungHye Sinclair)先生。
クラシカルの原理を一つひとつ丁寧に紐解きながら、その背景にある考え方や、伝える側としての理解の深め方を示していきました。
テーマは「伝統的なクラシカルピラティスを身体で理解するプロセス」。
理論や技術を“学ぶ”だけでなく、“教えることで学ぶ”というアプローチを通じて、
参加者は新しい発見を重ねていきます。
Gratz社製マシンを使った実技では、
動作のつながりや意図が自然と理解に変わる場面も多く、
キョンヘ先生の的確なフィードバックにより、
「身体の中心で動きを支えながら、全身をコントロールする感覚を掴めた」という声があがりました。
参加者のコメントも印象的でした。
「クラシカルの流れを身体で感じながら、今まで詰まっていた動きが自然に解けました」
「ただ真似するのではなく、“なぜこの動きをするのか”が理解できるようになりました」
「以前学んでいたピラティスでは気づかなかった、体系的な原理の力を感じました」
多くの方が
「自分自身の指導や学びを振り返るきっかけになった」と語り、
このワークショップが“再発見の場”であったことを感じさせました。
また、今回は学びの場であると同時に、
インストラクター同士がつながる時間でもありました。
それぞれのティーチングスタイルを共有しながら、
「正しい動きとはテクニックではなく、思考から始まる」
――クラシカルピラティスの哲学に触れ、
参加者全員がその本質を改めて確かめていきました。
この9月のワークショップは、
単なるスキルアップの機会ではなく、
これまで感覚的に理解していたことを、理論として見つめ直す時間。
身体で学び、感じ、互いの成長を支え合う空気の中で、
クラシカルピラティスが
「自分自身を理解し、身体の言葉を読み取る学問」であることを、
多くの参加者が実感していました。
学びと交流の中で見つめ直した“原点”。
その時間は、クラシカルピラティスの本質を
改めて感じる機会となりました。
この日の体験が、それぞれの現場で
新たな動きと伝え方へとつながっていくことを願って。

